へんてこブログ

適当に書く予定

君も渥美信者になりませんか?

商業おたくの皆さん、おたくしてますか?

なに?最近商業施設に行っていない?春で忙しいから?それは残念・・・

でも、通勤通学の時間なら本を読めますよね?店舗巡りができないなら本を読んで知識を蓄えるのも良いでしょう。もし、商業おたくに関わる本なら尚更有意義な時間になりますよね。ということで、チェーンストア理論提唱者、渥美俊一の本を読んで君もチェーンストア理論信者になろう!

以下、自分が買った渥美俊一の本の紹介です。

 

流通革命の真実

まだ半分しか読めてないですがオススメです。(は?)

基本的にチェーンストア理論の実務本だと、アメリカのチェーンストア産業を中心に日本のチェーンストア志向との比較が中心なので本当に小売業に従事している人向けですが、この本は基本的に日本の流通革命を中心にしかも企業や創業者の実名を出しての話が多い印象です。なので、各スーパーに興味がある方、日本の小売業の歴史に興味がある方はかなりオススメできる本です。もしかしたら、創業者が出している本や歴史を調べている上で疑問に思ったことや思想についてのヒントや答え、根拠になりそうです。実務本だときつい言い方であったりやたらファッションについての話が多いがこの本はわりとフランクでクスッと笑える小話も多いので比較的ラクに読めます。

 

21世紀のチェーンストア

もし、流通革命の真実でチェーンストア理論に興味があればまず最初に読んでおきたい本です。ぼくはこの本を読んで脳が破壊されました。流通革命を経て、日本にもチェーンストアが浸透したと思い込んでいましたが、この本を読めばいかに日本が遅れているかが痛感します。とは言え、全部が全部できていないわけではないので、どこまでができていて、どこができていないかをこの本を読めば店舗を巡っている時に確認できそうです。

 

ストアコンパリゾン

さらにチェーンストア理論を知りたいと思ったなら、この本でしょ(断言)

簡単にいえば、店舗視察はこうしないと意味がないよという指南本です。もし、今の店舗巡りに飽きやマンネリを感じたらこの店舗視察を真似ると新たな発見が生まれるかもしれないです。あと、桜井氏との共同著作なので他の実務本よりきつい感じもしないので比較的ラクに読めます。日本のギャルが無理してブランド物を身につけたり、男子大学生が無理してガールフレンドに高級なプレゼントをするのは全部チェーンストア産業になりきれない日本のビッグストアが悪いんです!!嘘だと思ったらこの本読んで下さい。

商品構成

店舗レイアウト

読むと体力持ってかれます。

実を言うと、ストコン、商品構成、レイアウトの本はタイトルを中心に説明はしているものの、渥美俊一先生が言いたいことや伝えたいことは共通しているので、時間や買うお金、読んでて体力を持ってかれても良いよというおたくは読んでみましょう。正直、ここまで読んで理解できたら(さらにその知識で店舗を巡れたら)小売業の管理業務の能力を有していると言っても良いと思います。ここまでできている店舗の社員ってそう多くはないかも・・・(知らんけど)

 

チェーンストアのマネジメント

チェーンストア経営の原則と展望

パラ読みしかしてません(懺悔)

ぶっちゃけ小売業従事者でも経営陣を対象にした本なので、おたくが読む本じゃなさそうです。

新・流通業のための数字に強くなる本

これは、おそらく先ほどの2つの本を現代版に落とし込んだ数値管理を中心とした本です。こっちは断然読みやすいのでオススメです。また、国内の小売業を実名を挙げて数値化しているのでおもしろいはずです。チェーンストア理論の基本や一部をある程度理解できてから読むとどの国内企業ができていて、できていないのか。どの項目だと優秀な数値を出しているのか、なぜ、現金主義の小売があるのか、日本の小売が利益を出せない理由がどこにあるのかがわかります。ちなみに最後のページに載ってるKPI数値はニトリが決算説明資料にいつも載せていますのでそれも併せて見ると面白いと思います。

 

以上。